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上棟とは?大工さんへの差し入れ・ご祝儀の相場は?

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最近ウチも賃貸戸建てを新築し、上棟式を挙げて不明なことが多かったので記録として残しておきます。

上棟とは?

上棟とは、棟上(むねあげ)とも呼ばれるもので主に木造住宅を建築する際に用いられる言葉となります。

柱や梁などを組み立てて行き、屋根の一番上の部材である棟木を取り付けるまでを指し、上棟式を行う場合もあります。

上棟式とは?

上棟式では、建物の守護神と匠の神を祀り、棟上げまで工事が終了したことに感謝する事が目的となり、その上で、今後の工事が無事に進み、建物が完成することを祈願する儀式となっています。

これは平安時代初期から行われている儀式らしいんですが、現代っ子の私は全然知りませんでした。

祖母から聞いた話ですがお米やおひねり(お金)を投げていたそうですね。
私が今よりもう少し可愛かった頃、参加したことがあるそうです。

これは必ず行わなければいけない儀式ではありませんが、
今後、自分の家を建ててくれる大工さんや職人さんたちと顔を合わせ、無事に上棟を行う事ができたと言う事をお祝いする意味も兼ねて行います。

これを機に職人さんたちに挨拶する事で、今後、気持ちよく仕事を進めて行ってもらいたいと言う気持ちも込めて行うと言う事が最近の上棟式の考え方だとも言われています。

準備するモノと差し入れは?

上棟式を行う際は、施主がいくつかの物を準備する必要があります。

まずは、塩、お神酒(1升一本)。
そして、上棟の儀に必要な洗米となります。

お神酒に関しては、1升瓶を準備します。銘柄などは特にこだわる必要はありませんが、
わからない場合は、酒店に上棟式で使用する旨を伝えるとお勧めのお酒を紹介してくれると思います。

その他には、大工さんへの差し入れとして、全員分のお昼のお弁当や10時と15時のおやつと飲み物。

ウチの時は寒い季節だったので豚汁とかを差し入れしてました。
基本なんでもいいんです。(適当)

ただし、これはあくまでも一般的な上棟式となります。
ハウスメーカーなどで家を建てる際に行う上棟式は、様々な準備をハウスメーカーの方で行ってくれる場合も少なくありません。
その場合、かかった費用のみ施主が準備し支払うと言った形になります。

昔は、その場で宴会を行っていましたが、今では、飲酒運転などの事を考え、そのような事は省略されつつあります。その事を踏まえ、お食事代として別途お包みするかお弁当や缶ビールを持って帰ってもらうようにするなどといった人も増えています。

ですから上棟式を行う際は、必ず担当者にどのような流れになるのか確認した上で準備を行う事をお勧めします。

ご祝儀は?

上棟式を行う際に忘れてはいけないのが、ご祝儀です。棟梁さんへのご祝儀として、2万円から5万円。
棟梁さん以外の大工さんへのご祝儀として、5千円から1万円が必要になりますが、ウチの場合は全員に5千円ずつお渡ししました。

その為、当日何名の大工さんが来るのかと言う事は事前に確認しておく必要があります。

これらは全て、気持ちの問題です。
いくらのご祝儀を包まなければいけないと言う事はありません。
わからない場合は、直接棟梁さんに聞いちゃうか、ハウスメーカーの担当者に聞いちゃった方が楽です。

もちろん、ご祝儀は裸ではなく、ご祝儀袋を準備し、出来れば新札を準備しておいた方がいいですね。

まとめ

上棟式と言うものは、必ず行わなければいけないと言うものではありません。
その為、ハウスメーカーで家を建てる際も、上棟式を行うかと言う事は確認される事と思います。
家を建てると言う事で物入りの中、ご祝儀などが必要になる為、金銭的な問題を考えると難しいと思う人もいるかも知れません。

しかし、一般的には家を建てると言う行事は一生に一度の事ではないでしょうか。
ですからここは、昔ながらの風習を重んじて上棟式を行ってみてはいかがですか。

何も正式な形にこだわる必要はないかと思います。
これから自分の家を建ててくれる大工さんたちへの感謝とお願いしますと言う気持ちを込めて行えば十分かと思います。

また、上棟式を行う事がきっかけで、ご近所さんと住む前からコミュニケーションが取れるようにもなり、実際住み始めた際に良いご近所付き合いができる第一歩になるかと思います。

ご参考までに。